年代を選ぶ
631〜644件 / 全644件
近年は滅多に見かけない「恭賀新年」が、おなじみの「賀正」「謹賀新年」と並んでよく使われています。『明治事物起源』によると「恭賀新年」のルーツは、明治3年10月の太政官令で定められた新年賀詞の書式。明治憲法下、内閣総理大臣が天皇に推薦する“奏薦”を経て任命された高等官(課長級以下)は奏任官と呼ばれ、この等級の官吏が新年の祝意を表す文書には「謹恭賀新正」という賀詞を使うこととされました。スペースに限りのあるはがきで簡潔に新年を祝う言葉として、官吏の書式がお手本とされ「恭賀新年」の賀詞になったのではと推測されています。文字通り“恭しく新年をお祝い申し上げます”との意味で、目上の方への礼節を備えた四文字です。
631〜644件 / 全644件
631〜644件(全644件)
明治43年(1910)の年賀状一覧です。