おたより本舗が復刻!レトロ年賀状2018

おたより本舗が復刻!レトロ年賀状2018

おたより本舗が復刻!
レトロ年賀状2018

おたより本舗では2018戌年シーズンに、明治~昭和の戌年に出されたレトロ年賀状を復刻しました。そのなかから選りすぐってご紹介します。

“新年御目出度”(しんねんおめでとう)の賀詞と、擬人化された姿でカルタ遊びに興じる犬たちのイラスト。江戸時代に庶民に普及したカルタが、お正月遊びとして定着したのは明治時代のこと。和装のメス5匹と洋装のオス犬が描かれ、和洋の異文化が暮らしの中で溶け合う明治末期のお正月を切り取った1枚です。

こちらは、フランス語で新年を祝う「Bonne Année」(ボナネ)という賀詞の入った海外の絵はがき。女の子がシルクハットを斜めにかぶり、紳士のようなモーニング姿で花束とプレゼントの箱を抱えています。花束に添えられた青いリボン、ハットと背景の額の配置がおしゃれなアクセントに。

どちらも1910(明治43)年に送られたもので、壁に落書きする少年の後ろ姿を描いています。犬の絵、1910の字、左手を支えに右手を伸ばしているポーズもソックリ。片方は和、もう一方は洋の装いですが、服の格子柄、足元のストライプとファッションにも共通点が! 同じ写真や絵をヒントに作られたのでしょうか。どちらも洒落ていますね。

滝沢馬琴『南総里見八犬伝』に登場するキャラクター、犬山道節と伏姫を描いた歌舞伎絵。『南総里見八犬伝』は名前に“犬”の字が入った“犬士”たちが活躍する物語で、戌年にちなんでこんな年賀状も送られていたんですね。伏姫のはがきには「甲戌元旦」とあり、昭和9年の年賀状であることが分かります。

「賀正」の札が置かれた赤いお盆の後ろに、子犬が8匹、横一列にズラリ。つぶらな目をした犬たちの、耳の長さや形、柄の違いが細部まで描きこまれています。小首をかしげるような仕草、伏し目がちにじっとお盆を見つめる様子も可愛らしさ満点。それぞれの影、輪郭が子犬の存在感を際立たせています。

はがきいっぱいに、張り子の犬を真正面から捉えた姿が描かれています。犬は古来より安産の象徴とされ、張り子の犬も子どもの成長や無病息災を願うお守り、縁起物の玩具として江戸~大正期に人気を博しました。四条小橋というのは京都・四条大橋すぐ隣の小川に架かる橋。当時この付近にあった、すき焼き屋の年賀状のようです。

電報送達紙を用いたユニークなデザインの年賀状。発信人欄にはフクノカミ、新年のお祝いと「コトシハドンドンカネオクル」とのメッセージが書かれています。こんな年賀状が届いたら、その年は金運に恵まれそうで嬉しくなりますね。レトロな金庫の扉には、よーく見ると、向かい合った犬の顔も。

ハンガリー語の「明けましておめでとう」にあたる賀詞とともに、豚のファミリーでしょうか、豚たちが楽隊を組んで楽しげに演奏しています。ハンガリーを含むヨーロッパのドイツ語圏で、豚はラッキーモチーフとして大人気。富と繁栄を象徴し、年末年始には新年の幸福を運んでくる存在として、豚をあしらった飾りやお菓子が多くの店先に並びます。

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