年賀状シーズンが過ぎたら、年賀はがきを早めに整理整頓しておきたいですよね。
いただいた年賀状の整理も大切ですが、意外と余ってしまうのが自分が使わなかった年賀はがき。
多めに買ったけど思ったよりも使わなかったり、何枚か書き損じてしまい、使えなくなってしまうこともあると思います。
余ってしまった年賀はがき、ただ捨てるだけではもったいないですよね。
そこで今回は、余った年賀はがきの活用方法をご紹介します◎
目次
【1】 余った年賀状は郵便局ではがきや切手に交換する
余った年賀状や書き損じたはがきは、郵便局で新しいハガキや切手に交換してもらうことができます。
手数料が掛かってしまいますが、手数料分を切手やはがきでまかなうことも可能です。
普段はがきを使わない方でも切手やレターパックに交換すれば、荷物を送る際に利用できます。
<交換時に必要な手数料はこちら>
- 郵便切手・通常はがき・・・1枚につき6円
- 往復はがき・郵便書簡・・・1枚につき12円
- レターパック・・・1枚につき55円
- 10円未満の郵便切手や郵便はがき・・・合計金額の半額
※2024年10月現在の料金です。
※郵便局では現金との交換はしていません。
ちなみに、余った年賀はがきの交換期限は特にないので、お年玉くじの抽選が終わってから交換がおすすめです。
【2】金券ショップ(チケットショップ)で現金化する
未使用の年賀状は、金券ショップやチケットショップにて現金で買取してくれます。
普段、はがきや切手などをあまり使わないという方におすすめの交換方法です。
ただし、年賀状の換金が対応不可のお店もありますので事前に確認しましょう。
また、住所が印刷されたものは買取不可のところもあります。書き損じや写真付き年賀状の場合は、一旦郵便局で郵便はがきや切手に交換してもらいましょう。
なお、換金率は年賀状より切手の方が高くなっています。郵便局で一旦交換する場合は、切手に換えてもらってから金券ショップに持ち込む方がお得です。
【3】余った年賀状は懸賞など応募用はがきとして使う
年賀状は、お正月を過ぎても普通はがきとして使う事ができます。
最も有効的な活用は、懸賞などの応募はがきとして利用することです。
普段はがきで懸賞の応募はしない、という方もせっかくなのでこの機会に応募してみてはいかがでしょうか?
また、普段はがきを使うことがあれば、その際に未使用の年賀はがきを使用することができます。
■年賀マークを二重線で消さないで投函してしまった場合
年賀状を普通のはがきとして使う時は、必ず「年賀」の部分を二重線で消してから投函してください。
年賀マークを二重線で消さずに投函すると、年賀状受付期間中の場合は来年の元旦に到着してしまう可能性があるため注意が必要です。
【4】ボランティア団体に寄付をする
様々な団体やNPO法人は、書き損じや未使用の年賀状を寄付として募っています。
交換時の手数料を各団体や法人が負担し、寄付された切手等を換金することで、支援に繋げているのです。
団体によっては何年も前の年賀状でも受付ているので、ご自身でどの団体に寄付するかをチェックしてみてください。
寄付という形で少しでも社会貢献できれば、余った年賀状も無駄にならず有効活用できますね。
【参考URL】
日本ユニセフ協会
http://www.unicef.or.jp/partner/ex1/impress/
日本ユネスコ協会連盟
http://www.unesco.or.jp/support/donate/near/
東日本盲導犬協会
http://www.guide-dog.jp/support/donation-commodity/
【5】余った年賀状の交換期間や喪中になってしまった場合は?
年賀はがきを買った後に身内に突然の不幸があり、服喪する場合もあると思います。
そういった場合に使えなくなってしまった年賀はがきは、手数料無料での交換が可能です。
年賀はがきの枚数分を普通はがきや弔事用の切手に交換してもらえます。
交換してもらう際には、郵便窓口で服喪中であることを伝え、請求書に以下の内容を記入しましょう。
- 請求する方の氏名と住所
- 亡くなられた方との続柄
無料交換できるのは年賀はがきの販売期間中のみです。
期限を過ぎてしまった場合は、手数料が発生してしまいます。忘れずに期間内に交換するようにしましょう。
【6】宛先不明で戻ってきた年賀状は交換できる?
切手やはがきと交換できるのは、未使用の年賀はがきや書き損じた年賀状に限ります。
いただいた年賀状をいらないから…と交換することはあまりないかと思いますが、気を付けたいのは宛先不明などで戻ってきた年賀はがきです。
■一度投函した年賀状の交換はできません
年賀状には消印がないため、一度配達されたかかどうか見た目では判断できません。
しかし、一度投函された年賀状には、実は目に見えないバーコードが印刷されています。
使用済みの扱いになってしまうため、はがきや切手と交換してもらうことができないのです。
■一度送った年賀状が宛先不明で戻ってきた時、もう一度送ることは出来る?
宛先不明で戻ってきた年賀状を再送したい場合は、新たに切手を貼り、相手の方の住所を書き直します。
そして宛先不明の文字を二重線で消して、赤ペンで「再差出」と記入するようにしましょう。
宛先不明で戻ってきたことを相手の方に気づかれたくない場合は、新しい年賀はがきに書き直しましょう!
特に、上司や目上の方には失礼の無いように、新しい年賀状で作り直すことをおすすめします。
余った年賀状を有効活用しましょう!
余った年賀状や書き損じたはがきの有効活用法についてご紹介しました。
年末年始の忙しさもあって、余った年賀状をそのまま溜めてしまっている方もいますよね。
余った年賀状が眠っていたら、この機会に一度整理してみませんか。
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