昨年、こちらから年賀状は出したものの、相手の方から返事がなかった場合・・・今年は年賀状を出すべきかどうか悩んでしまうこともあると思います。相手の方がどのような事情で年賀状を出さなかったのかがわかれば良いのですが、理由がわからないという場合もあると思います。
今回は、昨年返事のなかった方に対しての年賀状の送付の仕方を解説します。
目次
- 1 昨年は年賀状の返事が来なかったけど今年はどうする?
- 2 年賀状が来ない理由として考えられるのは?
- 3 1. 相手が喪中だった場合
- 4 2. 意外と多い、自分の名前を書き忘れていた場合
- 5 3. 自分や相手の状況に変化が出てきた場合
- 6 4. 親戚から年賀状の返事が来ない場合は「距離をおきましょう」のサイン!?
- 7 5. 郵便事故に巻き込まれてしまった場合
- 8 6. 実は相手の方が離婚していた…なんて場合も
- 9 お返事の来ない年賀状、こちらからの送付停止のメドは?
- 10 昨年お返事はもらっていないけど、とりあえず今年も出してみる!
- 11 昨年、年賀状はもらっていないけれどその後アクションがあった場合は出す
- 12 2年連続でお返事が来ない場合は送付停止のタイミング
- 13 何年返事がなくても「出し続ける」はあり!?
- 14 年賀状の送付停止の目安は自分次第でも大丈夫!
- 15 まとめ
昨年は年賀状の返事が来なかったけど今年はどうする?
年賀状の返事が来なかった相手に度々、送るのはどうなんだろう?と悩んでしまう方もいると思います。
近くに住んでいる方や、定期的に会う機会のある方なら、相手側がどういう状況なのか判断することができますが、遠方に住んでいる方だとそうはいきませんよね。
そんな場合、どのタイミングで送付を停止するのか、また、送付を続けても良いのかをご紹介します。
年賀状が来ない理由として考えられるのは?
年賀状が来ない理由は、相手の方によってさまざまです。
ごく親しい間柄の方なら「今年は年賀状を出すの辞めたの?」なんて直接聞くこともできるかもしれません。
でも、返事がなかった相手が遠方に住んでいたり、なかなか連絡を取る機会がない相手だったりという場合には理由を知ることはむずかしいですよね。
以下に、年賀状の返事がない理由として考えられるものを列挙してみます。
1. 相手が喪中だった場合
毎年欠かさず年賀状を送ってくれていた方から、急に年賀状が来なくなった理由で一番多いのが相手が喪中だった場合です。
親族が亡くなられて喪中だったり、時にはご本人が逝去されていたというケースもあります。
一般的に、喪中の場合は11月~12月初旬に「喪中はがき(年賀欠礼状)」を出します。喪中はがきは、喪中のため新年のご挨拶ができないことを通知するための手紙とされています。毎年のように年賀状をやり取りしている相手なら喪中はがきが送られてくることが多いです。
しかし、年末近くにご不幸があった場合には、喪中はがきの準備が間に合わないこともあります。
また、ご本人が亡くなられた場合、喪中はがきを出すのは、相手のご遺族になります。逝去された方の年賀状事情をご遺族が把握されているというケースは稀でしょうから、亡くなった方の交友関係に喪中はがきが届かないということは大いに考えられます。
そのため、年賀状が来なかったことで相手の方のご逝去を初めて知るというケースもあるでしょう。
2. 意外と多い、自分の名前を書き忘れていた場合
とくに年賀状を手書きで出された方に多いようですが、自分の名前を書き忘れていたために年賀状のお返事が来ないという場合も意外とあるようです。
宛名印刷を利用した場合にも、まれに印刷ミスで自分の住所や名前が記載されていないなんてことも。なかには年賀状を出す相手を選ぶのを悩んでしまうという場合、年賀状をもらった相手のみにお返事を出すという方もいらっしゃいますよね。
そのため、名前がない場合は誰かわからないのでお返事のしようがないという状況になってしまうわけです。
3. 自分や相手の状況に変化が出てきた場合
「便りがないのは元気な証拠」といいますが、昔は頻繁に連絡を取っていた相手でも、仕事や結婚、出産などで多忙な毎日を送っていて年賀状まで手が回らない!なんて状況の時もあると思います。
自分に変化があった場合や、相手の方に変化があった場合、年賀状のやり取りがストップすることもよくあるようです。
とくに女性の場合だと、結婚を機に独身の友達からは年賀状が来なくなった、友達より先に出産したら年賀状が来なくなったなど、おめでたい結婚や出産の報告も兼ねた年賀状にお返事が来ない場合もあるようです。このような場合は、もしかすると相手の方に嫌な気持ちにさせてしまっているかもしれません。年賀状の内容(結婚写真メインや子供写真メイン、自分中心のコメントではなかったか等)を考えてみる必要もあるでしょう。
4. 親戚から年賀状の返事が来ない場合は「距離をおきましょう」のサイン!?
親戚から年賀状が来ない場合は「年賀状でのお付き合いを遠慮させてもらう」というような意味合いが含まれている場合もあります。
これは遠縁であればあるほど多いようです。付き合いは少ないが、年賀状だけはやり取りしているという場合は、ある年、急にお返事が来なくなることもあるようです。
これは、「お互い多忙だし、少し距離をおきましょうね」という意味の場合もあれば、「毎年のように年賀状を出してもらうのも大変だから連絡がなくても大丈夫よ!」という意味の場合もあります。
理由は相手の方に聞いてみないと本当のことはわかりませんが、気になるようなら相手の方と仲のいい親戚などに様子を聞いてみるのもいいと思います。
5. 郵便事故に巻き込まれてしまった場合
普段の手紙なら郵便事故は稀なようですが、年賀状の郵便事故は実際に結構あるようです。
郵便局も一年の中で一番多忙な時期で、年賀状の仕分けのためだけにアルバイトの募集があるくらいですので事故も起こり得るのかな?と納得できる部分もあります。
但し、年賀はがきは追跡番号の付いている郵便物ではないので、郵便事故に遭っているのかどうかを確認することは困難なようです。
6. 実は相手の方が離婚していた…なんて場合も
年賀状が来ない理由の中には、相手の方が実は離婚していたなんてこともあるようです。
一般的に結婚の報告はあっても、離婚の報告……というのはあまりないですよね。
そのため、知らずに年賀状を出したものの返事が来なくて、そのあとで「離婚したらしいよ」なんて話を聞いたというようなこともあるみたいです。
お返事の来ない年賀状、こちらからの送付停止のメドは?
昨年お返事はもらっていないけど、とりあえず今年も出してみる!
毎年欠かさず年賀状を送ってくれていた方から急にお返事が来ないとなると、何か事情があったのでは?と思われる方が大半ですよね。そのため、昨年はお返事をもらっていないけれど、自分の近況報告も兼ねて今年も一応出してみようと年賀状を出される方も多いようです。
昨年、年賀状はもらっていないけれどその後アクションがあった場合は出す
相手の方から年賀状のお返事はなかったものの、その後に寒中見舞いや電話やメールなど何らかのアクションがあった場合は、今年も年賀状を出すという方が多いです。
最近ではメールや電話、SNSなど、便利なコミュニケーションツールが浸透しているため、「あえて年賀状を書く必要もないかな…」とメールなどに切り替える方も多くいらっしゃいます。
そういった方は、「今年はメールでごめんね」など年賀状を出していないのはあなただけではないのという連絡をくれる方も多いようですです。
そんな風に年賀状以外でのアクションを見せてくれた方には、こちらから年賀状を出しても嫌がられることも失礼になることもありません。
2年連続でお返事が来ない場合は送付停止のタイミング
一昨年、昨年と2年連続でこちらからの年賀状に対して何のアクションもなかった場合は、年賀状を送ることをストップするという方が多いようです。
1回目の場合は、喪中や名前の書き忘れなど何らかのトラブルであると思う方が大半なのですが、2年連続ともなると、ご自身が「どうしても年賀状を出したい!」というような強い意志がない限りは年賀状の送付をストップする方が多いみたいです。
何年返事がなくても「出し続ける」はあり!?
近況報告も兼ねているので、相手の方から返事が来なくても自分からは出すという方もいらっしゃいます。
たとえば遠方に住んでいる方だとしても、相手の方と親しい間柄で適度に連絡を取り合ったり、会う機会のある方なら失礼にならない場合もあるようです。
ですが、疎遠がちで相手もお付き合いすることを望んでいないのかな?と思うような場合であれば、ずっと年賀状を出し続けるというのは良くないかもしれません。
年賀状の送付停止の目安は自分次第でも大丈夫!
一年で最初の挨拶状である年賀状。お返事をもらえればうれしい!と感じる方も多いと思いますが、お返事のない相手に一方的に送り続けるのは気力も体力も使いますよね。
そんな場合は、「思い切って送付停止!」という方もいます。
それと反対に「でもやっぱり一年に一度の挨拶だし」と出される方もいます。もしお返事がもらえない相手でも、お世話になった恩師等に近況を報告したいという方は多いものです。
恩師や上司等、目上の方は年賀状をもらう枚数も多いため、一人一人に返事を出すことはできないでしょう。
年賀状をたくさんもらう方に出す場合には、印刷のみの味気ない年賀状ではなく、相手にピッタリな内容で手書きコメントを添えることをお勧めします。
まとめ
上記のケースで思い当たるものはありましたでしょうか。
一般的には次のような場合に分けて送付するかを決めるとよいと思います。
- 年賀状の返事がなかった場合 → 1回目は特別な事情があったかもしれないため翌年も送付する。
- 2年連続で返事がなかった場合 → 距離を置きたいと考え送付を停止する。
- お世話になっている恩師や上司 → 返事がなくても手書きコメントで近況報告をする
年賀状を通して上手なお付き合いができるといいですね。