年賀状デザインの裏バナシ | 心に響く筆文字作家 kanae.tetote ~つくり手の想いを知る~
気持ちが温かくなる言葉の贈り物!
筆文字アートで笑顔が咲く年賀状
心に響く筆文字作家
kanae.tetote
詩や言葉を筆文字で書くことを趣味とし、2015年より販売活動やオーダー受付など、本格的に作家活動を開始。年賀状デザインの他、筆文字アートとして商品ラベル、店舗ロゴ、名刺等を作成する。instagramでは日々感じた事を、今日のつぶやきとして筆文字で表現。販売先は委託店舗、minne。
心の内を開放する筆文字アートの世界
見る人を、ほっこりと優しい気持ちにさせてくれるkanae.tetoteさんの筆文字アート。
もともと好きだった筆文字で、心の内を書き出しているうちに「開放感」を感じるようになったとか。描いた作品を知人にプレゼントしたり、instagramに投稿すると、そこからデザイン制作を依頼されるように。これがきっかけで、今のような筆文字作家としての活動を本格的にスタートされたそうです。
まるで今にも動き出しそうな躍動感のある筆文字が、心の内を開放していく。それはkanaeさんだけでなく、多くの人の心にも響いたのでしょう。
ほぼ毎日更新される
kanaeさんのつぶやきと作品
「制作のアイデアは、人との会話の中から生まれる事が多いです。」kanaeさんがおっしゃる通り、ほぼ毎日更新されているインスタグラムやブログには、その日感じた思いと共に作品がアップされています。時には詩のように、また日記のように。kanaeさんの日常の出来事と筆文字アートは切っても切れない関係であることがわかります。
依頼主の思いを汲み取り形にする
kanaeさんがこれまで制作した作品の中で、最も印象深いのは、こちらのヒーリングサロンのロゴデザインです。
依頼主が執筆されているブログを何度も読み込み、「名前の由来になる内容をロゴに入れ込むことが出来ないか」と考えたそうです。
どんな依頼にも心を込めて、真剣に向き合う。kanaeさんのスタイルを象徴するような素晴らしい作品ですね。
筆文字アートの魅力を多くの人に伝えたい
「今後は、ワークショップや講座の開催にも挑戦してみたい。」とおっしゃるkanaeさん。筆文字アートを通して心を開放することを、多くの方にも体験してほしいと思われているようです。
筆と紙さえあれば始められる、筆文字アート。だからこそ奥が深く、自由な発想やイメージ力が大切になります。ワークショップなどで是非、kanaeさんから指導してもらいたいものですね!
筆文字アート×年賀状意識しているポイント
「一年に一度、年賀状だけのお付き合いの方もあるかと思いますので、それに相応しいご挨拶にどんな言葉がよいのか。正月らしい色合い等、手にした時に笑顔になる年賀状を目指しています。」というkanaeさん。年賀では特に、平面的にならず生き生きとした筆文字作品を作成することを意識されているようです。
これまでの年賀作品でのお気に入りは、2017年の一文字シリーズのデザイン。「おたより本舗さんにお任せで撮影をお願いしたのですが、とても感じよく仕上げて下さいました。」とのお言葉をいただきました。
(編集:高橋)