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年賀状デザインの裏バナシ~つくり手の想いを知る~

イラスト作家オクムラミチヨ

ハリネズミや文鳥も!
動物のポップアート風イラスト年賀状2020

イラスト作家

オクムラミチヨ

関西を中心に、イベント出展等で絵やグッズの販売や展示を行なっている。東急ハンズ「インコと鳥の雑貨展」等に出展。動物たちのリアルな表情やしぐさを捉えながら、動物たちの持つ、どこか間の抜けたかわいらしさを表現する。

もも引き感がたまらない!?
動物の“かわいい”ポイントを作品に

イラスト作家オクムラミチヨ01

鳥や動物のかわいらしい仕草を切り取ったイラストで、多くの人の心を掴んでいるのがオクムラミチヨさん。
「○○のツルンとした胸がかわいい!」
「××のもも引きチックな太ももがたまらない!」
など、モデルの“かわいい!”ポイントをしっかり押さえたイラストが、ファンの皆さんに好評なんです。

写真に収めさせていただいたのは、「パラダイス」と題された作品。
セキセイインコや文鳥など、さまざまな種の鳥たちが仲良く身を寄せ合っています。
「ずっと、大きなキャンバスにたくさんの鳥を描きたいと思ってたんです。構想に1年ぐらいかけて、ようやく形になりました。この鳥たちの隙間に、スーッと頭を埋めて、ワーッとされたいですね。(笑)」
なるほど、まさに“鳥・パラダイス”ということですね…!
楽しそうに話されるようすから、オクムラさんの“鳥愛”が伝わってきます。

今回は、そんなオクムラさんのアトリエにお邪魔して、日々の創作活動にまつわるさまざまなエピソードを教えていただきました!

鳥マニアを虜にするには、“拾わない線”を見極めること!

イラスト作家オクムラミチヨ02

「パラダイス」の作品に登場する鳥には、ペットとしてよく飼われているメジャーな種を選んでいるそうです。
分かる人には分かる、鳥マニアにとってたまらない作品なんですね!
オクムラさんは、さらにマニアの方々を虜にする秘訣を教えてくださいました。

「写真や実物を参考にしてイラストを描くときは、“拾わなくていいところ”を見極めるようにしています。たとえば、羽の1枚1枚の線はたいして“かわいい”ポイントじゃないんですよね。逆にほっぺたとか、目の形とか、アゴのしわとか、この線はしっかり描かないとかわいくない!といったところは、判断しながら描いてます。」
どうやらオクムラさんの“かわいいフィルター”を通すことで、人を引き付けるイラストに仕上がっていくようです。

イラスト作家オクムラミチヨ02

実はオクムラさん、以前はご自宅でも鳥を飼っていらっしゃいました。

「鳥と触れ合ってると、他の動物よりも心の距離が近い感じがするんです。妖精さんと話してるような気持ちになるんですよね。(笑)こんなに小さい動物なのに、なんでこんなにもコミュニケ―ションがとれるんだろう?って、不思議に思います。」
大好きな鳥と時間を共にした経験があるからこそ、その魅力を繊細に捉えることができるのかもしれません。

上目遣いがかわいい!大好きな仕草を年賀状に

イラスト作家オクムラミチヨ04

動物たちの魅力が詰まったオクムラさんのイラストは、干支年賀状とも相性ぴったり。
戌年には、さまざまな犬種をモデルに作品を手掛けてくださいました!

「犬は、鳥よりも前から好きだったんです!実家で飼ってたというのもあって、友人にも犬好きを公言していたほどで。どの犬種を描くか候補をリストアップしたら、もう多すぎて絞るのが大変なくらいでした。(笑)」
コーギーやジャックラッセルテリア、フレンチブルドッグなどたくさん出品していただきましたが、それでも描きたい中のほんの一部だったんですね…!

「ちょっと上目遣いになってたりとか、顔だけ机に乗っけてたりとか。犬のそういう仕草が大好きなので、すごく楽しみながら描けました。」
実際に犬と触れ合い、描きたいと思っていた姿を形にした年賀状デザインは、愛犬家にも大好評でした。

輪郭を描き込むのは最後!?まずは全体の色味をイメージ

イラスト作家オクムラミチヨ05

オクムラさんにイラスト制作の手順を伺うと、とても意外な答えが返ってきました!

「頭の中にぼんやり全体の色味が浮かんでくるので、まずはそれをバーっとキャンバスに並べるんです。それを改めて見て、ここに○○を描こう、ここに××を描こう、と決めていきます。」
描きたいモデルの位置や輪郭よりも、先に抽象的な色味を決めていくのですね!
全体の配置を決めたら、具体的に必要な色を乗せ、最後に細かいしわや顔のパーツを描き込んでいくのだとか。

素人の私たちには思いもつかないような、不思議な描き方だと思いませんか??
一体いつからこのような手順でイラストを手掛けるようになったのでしょう。

「頭に浮かんでくる順番に従って描いていたら、自然とこの手順に辿り着きました。特に楽しいのは、最初にふわ~っと色を置いていく過程と、最後にしっかり線を入れていく過程ですね。」
この制作スタイルは、作家さんたちの間でも珍しいと言われることが多いそうです。

差し出されたものには、まず興味を持ってみる

イラスト作家オクムラミチヨ06

幼い頃のオクムラさんは、絵ばかり描いているおとなしい性格の子だったといいます。
「中学時代に所属していた美術部には、アニメ好きの先輩が多かったんです。私自身アニメを見たりはしなかったんですけど、ちょっとキャラクターを描いてみたり。昔から、差し出されたものにはすぐ興味を持って、取り入れてみる癖がありましたね。」
何事もむやみに否定せず、まずは受け入れて“知る”ことを大切にされているんですね。

そんな姿勢は、イラスト作家と並行しているグラフィックデザイナーの活動にも反映されています。
エンタメ系から工業系まで、多種多様なデザインを手がけるオクムラさん。
商業デザインの仕事でも、まずはクライアントの業種に興味をもつことが必須。
そうした場面に、柔軟な好奇心が活かされているのでしょう。

動物のイラストでは表現しきれない思いも

イラスト作家オクムラミチヨ07

日常生活の中で動物を見かけては、「かわいい!」という気持ちに突き動かされてイラストを手掛けてきたオクムラさん。
2016年頃からは、また違った視点で作品を手掛けるようになりました。

「身近な人のことや大きなニュースについて、腹立たしいことや悲しいこと、いろんな思いを外に出したくなったんです。動物のイラストでは表現しきれないものがたまってきて。」

上の画像は、2016年の個展で発表された作品「かわいそうな子どもたち」。
虐待や、子どもの貧困といった社会問題を受けて描かれたものです。
オクムラさん自身、1人の母親として感じることを作品にぶつけたのだといいます。

描かれているのは、それぞれの事情を背負い、傷ついた子どもたち。
心に直接訴えかけてくる、強いメッセージ性を感じさせる作品です。

今後もますます磨かれていくオクムラさんフィルター

イラスト作家オクムラミチヨ08

 

定期的に開催されている個展では、普段の販売用イラストで実現できないような表現にも挑戦し、そのときに描きたいと思うものを手掛けていらっしゃいます。
「今後はさらに好きなものを描いていきたいです。私の絵を好きだと言ってくれる人がいるのは、本当に嬉しいし、ありがたいことですよね。」
取材の最後には、アトリエに飾られた作品たちと並び、弾ける笑顔で撮影に応じてくださいました!

まだ出会ったことのない動物や、新たな分野にも興味を持ち、「好き」を増やしていくオクムラさん。
今後もさまざまな創作を通して“オクムラさんフィルター”の精度を上げ、より多くのファンを虜にしていかれることでしょう…!

(編集:村上)

イラスト作家

オクムラミチヨの年賀状

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