年賀状デザインの裏バナシ | 猫作家 ゴーあや ~つくり手の想いを知る~
猫作家ならではのほんわかモチーフに注目!
猫作家
ゴーあや
1973年1月9日 神戸生まれ。1998年に仕事の傍ら作家活動を開始。2011年から作家業に専念。ゆるーい猫と“喜笑愛楽”をテーマに、猫の絵や絵本、文具、器、オブジェ等、使って笑える生活美術を制作。「日常猫笑品」というブランドを立ち上げ、猫作品を通して世界中に笑いが増えることを目指す。
バラエティーに富んだ“猫作品”の数々
“猫作家”というちょっと気になる肩書きを持つゴーあやさん。その作品は、まさに猫尽くめです!猫好き専用に作ったというぽち袋には、なんと「おかか代」と書かれたものが…!クスッと笑えて、つい使ってみたくなりますね。
さらに猫のキャラクターが登場する絵本には、ふと考えさせられるようなメッセージ性も。笑えるものからほっこり温かいものまで、バラエティ豊かな“猫作品”が魅力です。
日常と妄想が作品を作り出す!?
“猫作品”を通して、世界中に笑いが増えることを目指しているというゴーあやさん。平面のイラストだけでなく、陶器やオブジェまで手掛けているというので驚きです。「ニャンカップ」と呼ばれる作品は、なんとカップからネコの四本足が伸びていてちょっぴりシュール。こういった作品のアイデアはどのように浮かんでくるのでしょうか?
「ものづくりが好きで、猫が好きで、日常が好きなので、今のスタイルで活動してます。猫作家として生きて行ける事が幸せなんです。作品のアイデアは常に日常から出てきますし、妄想好きも功を奏してます。」苦労してアイデアをひねり出しているというよりは、とにかく楽しんでいらっしゃるようで…!日頃どんな妄想をされてるのか気になりますね。(笑)
そんなゴーあやさん、実家では愛猫を飼っているそう。
「ゴーあや」という作家名も、以前飼っていた猫のお名前「ゴーヤ」と、ご自身の本名「あや」を掛け合わせてできたのだとか。愛猫との楽しい日常も、きっと作品づくりのヒントになっているんでしょうね。
一コマ漫画のようなほっこりするイラストを
こちらは墨と水彩で描かれたイラスト。淡くにじんだ色彩が優しい印象ですね。この2匹が見つめる先には何があるんだろう、、そんな余韻が心地よい作品です。
ゴーあやさんいわく、イラストを描くときは“一コマ漫画のように見て楽しくなる絵”というのを意識して手掛けているそう。
「今は墨と水彩でのイラストがメインですが、今後は色々なタッチにも挑戦していきたいです。」と、新しい取り組みにも前向きなゴーあやさんです!
“生涯現役”で、皆さんから受け入れてもらえる作品を!
「座右の銘は、ありきたりですが“生涯現役”です。可能な限りものづくりを続けていきたい。周りの皆さんから作品を喜んで受け入れてもらえる事が大切なので、日々精進して、日常をいかに楽しんで作品に活かせるか、ということを淡々と続けていきたいです。」
ゴーあやさんの言葉の中でも、“淡々と”という表現が印象的でした。頑張るのではなく、楽しむ。そしてそれを淡々と継続する。そんな信念を持つゴーあやさんは、“続ける”ことでファンの期待に応え、これからもひとつ、またひとつと、世界中に笑いを増やしていかれることでしょう…!
(編集:村上)