年賀状デザインの裏バナシ | ペンギンペン画作家 しらぺん ~つくり手の想いを知る~
無邪気なペンギンに胸キュン
可愛い動物たちと一緒のお正月
ペンギンペン画作家
しらぺん
大阪教育大学卒。ペンギンを主とした動物キャラクターグッズの販売や、参考書の挿絵イラストなどを手がける。ほのぼのした動物たちの暮らしを素朴な線で描く。 生き生きとした動きが特徴。参考書やCDジャケットなど児童教育系の仕事多数。オリジナルグッズ制作で雑貨販売中。
子供心を思い出させてくれる、ペンギンイラストの数々
犬にまたがって無邪気に喜ぶペンギンや、イノシシと駆けっこするペンギン。
干支と戯れるその生き生きとした仕草は、私たちにもどこか懐かしい子供心を思い出させてくれます。
思わず一緒に遊びたくなるような、ほのぼのした年賀状を手掛けるのは、自称「ペンギンペン画作家」のしらぺんさん。ペンギンを中心に、いろんな動物の挿絵やキャラクターグッズを手掛けていらっしゃいます。
ここでは、しらぺんさんのイラスト作品やその裏側のストーリーを、ピックアップしてご紹介したいと思います!
“お正月の家族”をイメージした、酉年の年賀状イラスト
こちらは、酉年の年賀状としておたより本舗に提供してくださった作品。
祝い酒を飲んで寝ているシロクマに、ちょっかいを出すペンギンが描かれています。
一緒に遊んでほしくて、どうすればシロクマが起きてくれるか様子を伺うペンギンたち…。
まるで、お正月に親戚が集まったときのワンシーンを見ているかのような、微笑ましい1枚です。
ビーバーのモデルはしらぺんさん!?愛着のある1枚
ペンギンとビーバーの仲睦まじいイラスト。
2人でピクニックに来たのか、サンドイッチをむしゃむしゃ頬張っています。
こちらはどういった作品なのか、しらぺんさんにお話を伺ってみました。
「友人が、私のことを“ビーバーに似てる”と言ったのがそもそものきっかけでした。それなら一度描いてみよう、と手掛けたのがこのイラストです。いざ描いてみると、想像した以上に親しみが湧きましたね。」
おなじみの無邪気なペンギンと、その生みの親でもあるビーバーしらぺんさん。いったいどんなお話をしているのか、想像が膨らみますね!
現在の活動へと導いたのは、水族館での出会い
昔から絵を描くことも動物を見ることも大好きだったというしらぺんさん。
中でもなぜペンギンばかり描くようになったのでしょうか?
「水族館に行ったときに、アデリーペンギンとガラス越しにバッチリ目が合って。好奇心旺盛な“目”に惹かれて、ペンギンを描き始めたんです。」
なるほど。いつもしらぺんさんが表現している“子供のような無邪気さ”は、この天真爛漫なペンギンとの出会いから生まれていたようです。
しらぺんさんによると、作品を手掛けるときは自分も子供になった気分で取り組むのだとか。
自分はどうしたら楽しくなるかを想像して、頭の中で遊んでいるそう。
忙しい日々の中で忘れがちな“子供心”を、しらぺんさんはとても大切にされているんですね!
(編集:村上)