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2019年の今年から宛名印刷が無料!

年賀状デザインの裏バナシ~つくり手の想いを知る~

イラストレーター/僧侶中川学

和風モダンな年賀状!
伝統を取り入れた富士山イラストも

イラストレーター/僧侶

中川学

1966年生まれ。木屋町三条瑞泉寺の住職にしてイラストレーター。時代小説や絵本など、数々の書籍の表紙画や挿絵で活躍。2005年、ドイツの美術出版社TASCHENが発行する世界の注目すべきイラストレーター特集に選ばれる。近年絵本の仕事にも力を入れ、2014年刊行の『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(汐文社)は20万部越えのベストセラーに。2018年、作品集『UKIYO 中川学圖案繪集』刊行 TIS会員。

渋~い題材なのに、今風でオシャレ!

イラストレーター/僧侶中川学01

「日本の古臭いものをかわいく描きたいんです。伝統的なものって、僕はかっこいいと思ってるんですけど、そのまま描いても古臭いと思われるだけなので。」そう話してくれたのは、これまで書籍の表紙画や挿絵を数多く手がけてきた中川学さん。無機質のようで、どこか温かみを感じる作風が癖になります。渋さの中にオシャレさが含まれた、絶妙な色使いも特徴的。

実は中川さん、普段はお寺の住職を務めていらっしゃいます。今回は、おたより本舗にもイラストを提供してくれた、中川さんの作品づくりの裏側を紹介したいと思います!

描いているのはお坊さん!?
京都在住の僧侶イラストレーター

イラストレーター/僧侶中川学02

中川さんは、京都にあるお寺「瑞泉寺」を守っているご住職。葬儀や法要での読経はもちろん、檀家さんのお家を回られたりと、日々その役目を全うされています。

「お盆やお彼岸の時期はやっぱり忙しいですね。少し余裕が出てくるのは4~6月とか、10~11月あたりですかね。ただその辺の時期って季節がいいから、お寺で何かイベントさせてくれって話も結構あるんですよ。」

一年中、休む暇もない中で、イラストの依頼を受けている中川さん。忙しくても、“二足のわらじ”はおすすめなのだといいます。その理由はいったい何なのでしょうか?

お寺の掃除をしながら、ふとした拍子にひらめく!

イラストレーター/僧侶中川学03

イラストの構図や内容はどのようにして思いつくのか、中川さんが教えてくれました。例えば本の表紙を依頼されたときは、まず本の中身だけ読んで、どんなイラストにするかを保留にしておくそうです。

「他の仕事をしながら、頭のどこかでぼうっと考えてるんですよね。たとえばお寺の掃除をしながらとか、お参りに行きながらとか。そうすると、ふとした拍子に思いつくときがあって。ああいう絵にしたら面白いかな、とか。」

イラストの仕事だけだと、作品づくりに行き詰まったとき逃げ場がなくなってしまうのかもしれませんね。そういう意味でも、“二足のわらじ”は中川さんにとってプラスになっているようです。

編集者の意図を汲んで、ターゲットを意識

イラストレーター/僧侶中川学04

中川さんは、もともと広告会社に勤める会社員でした。広告に使用するイラストを外部に発注する中で、「自分で描いた方が早い」と気付き、絵を描くようになったといいます。独立した現在も、広告会社で培った経験を生かし、“ターゲット”を意識したイラスト制作をされています。

「例えば時代物の本とかっておじさんがよく読むものなんです。でも編集者の方は、女性とか若い層にも広げたいと思ってるんですよね。それで僕のところに来られるのかなと思うので。それでちょっとイラストにかわいさを出してみたり。」なるほど。“なぜ自分に依頼するのか?”という視点で、編集者の方の意図を汲んでいるんですね。

でも“古臭いもの”と“かわいさ”ってなかなか相容れないもののように感じます。中川さんは、どのような技法で“かわいさ”を表現するのでしょうか。

“均質”なものがかわいい?少しの工夫で印象が変わる!

イラストレーター/僧侶中川学05

「スタイリッシュに見える方向性のかわいさ、みたいなものがあって。割と“均質なもの”を人はかわいいと思うみたいなんですよね。線の太さとか。でも均質ばかりだとものすごく冷たい絵になっていくので、ちょっと歪めたりするとまた温かみが出たりする。」中川さんいわく、計算して描いているというよりは、パソコンの画面上で試行錯誤しているうちに理想の絵に辿り着くのだそうです。

「色味も、ちょっとの工夫で人は“あったかいな”とか“爽やかだな”とか感じるんですよね。こういうのは多分、広告コピーを作ってた頃にさんざん訓練させられたことが無意識に生きてるんだと思います。ちょっとの言い回しの差で印象が変わったり。」

おたより本舗に提供してくれた年賀状のイラストでも、めでたい印象を与える赤系に、少し黄色を混ぜることでレトロな雰囲気を出しているそう。作品の色合いに惹かれてしまうのにも、ちゃんと理由があったんですね…!

画面に現れてくるものに、身を任せる

イラストレーター/僧侶中川学06

いつもどんな手順でイラストを仕上げているのか、中川さんが教えてくれました。まずイラストを構成するパーツを描き、それから各パーツの大きさや配置を調整していくのだそうです。線も手書きではなく、パソコンのソフトで丸みや方向を決めてから、太さを変えていきます。

「例えば手書きの水彩画なんかだと、一発勝負だからそういうことはできないですよね。手書きには手書きの良さがあって、そこはデジタルでは敵わないんですけど。だからこそ、僕はデジタルでしか出せない良さをとことん追求しよう、と。」

中川さんが一番楽しいと思うのは、一からパーツを描くことよりも、それを大きくしたり小さくしたり、色を調整している段階だといいます。画面に現れてくるものを見て、次の一手がひらめく。それは自分の意思を捨てるということ。絵も念仏も、無理に自分らしさを出そうとするのではなく、あるがままに任せた方がうまくいくと考えているそうです。

イラスト制作や僧侶、そして広告の世界。一見、異なる分野でもつながっているという視点を持つことで、学びが倍増し、誰かの心に刺さる作品を生み出し続けられるのかもしれませんね。

2019年の年賀状に込めた思い
「世代を超えて気に入ってもらえるように」

「富士山の形だったり、割と伝統的なデフォルメを取り入れたので、おじいちゃんおばあちゃんにも分かってもらえるんじゃないかと思います。」

中川さん節の効いた“古臭いけどかわいい”年賀状。世代の異なる人にも贈りたい方は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか??

(編集:村上)

イラストレーター/僧侶

中川学の年賀状

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