年賀状デザインの裏バナシ | 水彩イラスト 絵手紙作家 よしえ ~つくり手の想いを知る~
ほのぼの温かい雰囲気の絵とじんわり染みる言葉
優しい気持ちで新年を迎えて
水彩イラスト 絵手紙作家
よしえ
岐阜県出身、愛知県在住。1997年から絵手紙を始め、全国の人と絵手紙を通じて交流する楽しさを知る。2004年、「筆の里ありがとうのちょっと大きな絵てがみ大賞」(主催=一般財団法人筆の里振興事業団 )にて奨励賞受賞。季節の移り変わりや日常の小さな幸せを見つけて、ブログ、Instagramなどで、毎日絵手紙を発信している。愛知県岡崎市を中心に絵手紙教室を主宰。
風景や道端の花で感じる季節の移り変わり、愛おしいモノなどを絵手紙に
2021年の「おたより本舗」の年賀状に作品が初登場となった、よしえさん。愛知県岡崎市を中心に4つの絵手紙教室を主宰し、SNSでは毎日、自作の絵手紙を発信されています。
よしえさんと絵手紙の出会いは、「母と共通の趣味を持ちたいと、何げなく始めた通信講座」だったとか。そのうちに、「メールや電話とは違う、絵手紙で気持ちを伝えることの温もりに魅力を感じて。絵手紙で交流する楽しさを知りました」。何気なく始めたはずが、すっかり絵手紙に魅了されてしまったそう。
そして、「絵手紙をもっといろいろな方に知ってもらいたい」との思いから、精力的に絵手紙を綴っています。描く対象(モチーフ)も多岐にわたります。「風景や道端の花で感じた季節の移り変わりや、愛おしく思えるモノなどに目を向けて、いろいろな角度から眺めて、絵手紙にしています」
受け取った方に、送った方の優しい温かい気持ちが届くように
よしえさんが「おたより本舗」の年賀状に提供してくださるのは、お正月にちなんだモチーフや季節の花など…。ほのぼのと温かみを感じる素朴な雰囲気の絵と、じんわりと染みる言葉に、何だかほっとしますね。
「これを受け取った方に、送った方の優しい温かい気持ちが届くといいな、と思います」と話してくれました。
コツコツ毎日絵手紙を、1000日描き続けて展覧会を開きたい
よしえさんは「毎日絵手紙を描く。それを1000日続ける」という挑戦をしています。
毎日描いていると、だんだん描くモチーフがなくなってくるのでは、と心配になりますが…。
「そんなときには、『こんなものも?』というものまで描いたりします。それでも日記を書くように、どのモチーフも愛おしい日常だったりします」。
コツコツ毎日描いて、展覧会を開くことが出来たらと思っていますと、抱負を話してくれました。気になる「毎日絵手紙」の作品は、ブログやInstagramなどでチェックしてみてください。
(編集:西島)